一定以上の面積の緩速ろ過池をもつ浄水場では、場内において掻き取ったろ過砂を洗浄し再利用されている所が大半を占めてまいりました。
 当社はろ過池の更生(ろ過池内のろ過砂・砂利等をすべて搬出し、ろ過池の躯体点検補修後に洗浄したろ過砂等を搬入して、ろ過池築造時の状態に復旧する作業)を主体とする施工業者で、工事用の機材として洗浄・篩い分け装置を自社開発し、独自の洗浄工法「リフレ」(凝着物を除去する特許装置)を考案、実用化に成功した経歴を持っており、もちろん緩速ろ過池の更生も手がけてきています。
 「ゼプト」は緩速ろ過砂用の洗浄装置として開発したもので、今まではJWWAの規格に則ったろ過砂の洗浄濁度を基準に設計していましたが、平成19年4月1日 厚生労働省クリプトスポリジウム等対策指針の実施を受け、
洗浄排水濁度2度以下を安定して達成出来るよう仕様の変更を行い、実用性の高い装置が完成しました。
 当社はあくまで自社施工前提の機械の開発をしており、耐久性・通常施工時間の延長を常に優先課題としているため、
磨耗部分が少なく故障も少ない装置となっております。砂の摩耗も最小限に抑え洗浄ロスもわずかです。

*よく金額のお問い合わせを頂くのですが、各浄水場ごとに設置環境、要求事項が異なり、機械の組み合わせや大きさが変わるため、お見積には現地踏査が不可欠です。


ゼプトの特徴

認められた洗浄性能
 当社のゼプトは、日本で初めて自治体に採用された厚生労働省指針対応の洗浄システムで、その洗浄力は日本水道協会関西支部の第52回研究発表大会で発表されています。

堂々たる洗浄性能
 他社では曖昧になっている清水使用量、時間当たり処理能力など、当社は隠しません。清水を際限なく使用すれば洗浄排水濁度は限りなく0度に近づきます。当社は洗浄濁度300度以下の汚砂を、砂1(m3)に対し4〜8倍(m3)の清水を使用し、洗浄排水濁度2度以下にします。平均処理量は2.5m3/h以上です。(設置場所等の諸条件に制約が無ければ処理量はいくらでも可能です)

独創(独走!)の洗浄性能
 他には真似のできない自社開発の洗浄システム。実際の工事施工により培われてきた、誤魔化しのない洗浄性能です。厚生労働省指針の意とする「洗浄排水濁度2度以下」は絶対値の濁度2度以下で、当社は実稼動において1.5度程度を達成。テストにおいては0.2度(洗浄水濁度0.1度以下)まで達成しています。

独創(独走!!)の節水性能 
 単位あたりの清水使用量は、砂:水(体積)比1:8〜1:4と飛躍的に向上しており、従来型(JWWA規格)の洗砂機と変わりません。このため代替導入時も「水」が支障になることはありません。

柔軟な設計性能
 洗砂機に要求される諸条件は利用される場所により異なります。当社では現地踏査により、その条件を把握した上で設計に取りかかります。必要に応じた機械設計をしますので過不足のない柔軟な設計が可能です。

優れたメンテナンス性能
 極力、構造の簡単なものを採用し、流送ポンプの磨耗部分には耐摩耗性に優れた「ハイクローム鋼」を採用するなどしてメンテナンス性能を重視。手間の少ないシステムです。

【仕様】(写真の機械)*最新状況

浄水の安全対策に「ゼプト」!!
日本初の稼動システム*当社調べ
厚生労働省指針「洗浄排水濁度2度以下」対応

主な機械 振動篩機 1台
回転篩機 2台
洗浄機 1台
高さ (H) 3800mm
 幅 (W) 2200mm
長さ (L) 7800mm
洗 浄 水 圧 0.3〜0.8MPa
使用電動機 ドラムモーター 200V×4P×1.5Kw×2台
ノズルモーター 200V×4P×0.1Kw×2台
駆動ポンプ(0.8MPa) 200V×4P×7.5Kw×1台
ジェットポンプ(2次洗浄用) 200V×4P×5.5Kw×1台
洗浄能力 最大使用水量 30m3/h
運転最大容量 10.8Kw/h
最大洗浄容量 3.4m3/h(洗浄排水濁度2度以下)
製作条件 洗浄濁度300度の汚砂を洗浄排水濁度2度以下にする時
洗浄能力 1.5m3/h以上
洗浄水量 50m3/h以下
電力量 30kw以下(200V−3P)
設置台数 1台
作業人員 0.5人/日 以下